小惑星・月による恒星食の観測記録

在りし日の倉敷天文台

20220929(UT) (469)Argentina による恒星食(通過)

1 予報帯

・青い+印が観測地。

・予報帯の南1‐σの南のキワ。

・通過確認のつもりで観測した。

 

2 光量グラフ

・高度が12度と低く、かつ薄明が進む中での観測だったが、恒星が9.6等であったので何とか撮影できた。

・いずれも10m10s~11m10sの1分間の光量グラフ。

・ほぼ中心付近が現象予報時刻。

・PSFとApertureで測定したが、大きな違いはない。

・Exp=0.0344s Gain=350

(PSF測光)

(Aperture測光)

3 Verification of the time PC recorded でのグラフ

(SharpCapのタイムスタンプの検証)

・現象前

 当初からやや傾いているが、300Frameあたりで急に変化している。

 SharpCapの画面でのdropfremeは0frameだった。

やや傾いた傾向はそのままに、300frame付近からの変動が続いている。

・現象後

 傾きは見られないが、複数個所で変動が見られる。

 現象後も、SharpCapの画面でのdropfremeは0frameだった。