小惑星・月による恒星食の観測記録

在りし日の倉敷天文台

20221022(UT) (3200)Phaethonによる恒星食(減光)

1 予報帯

・青い+印がいつもの観測所だが、今回は予報帯が通る広島県三原市に移動観測した。

 

2 観測地MAP

・21日(UT)に北海道で観測されたPhaethonによる恒星食の結果を参考にして、急遽観測場所を予報帯の南に変更した。

 

3 光量グラフ

・Exp=34.4㎳ Gain=400

・現象直前に雲が通過。もう2、3秒雲の通過が遅かったら不成立になるところだった。

 

4 減光時刻の解析

・減光時の測定点が少ないため、LimovieのMaxDrop値を利用した方法による解析を行った。

 

5 復光時刻の解析

 

6 雲の影響補正後のグラフ

・雲の影響が考えられるため、Limovieの吸光補正機能を使い影響を排除した。

・赤点は任意の点で、時刻解析とは無関係。

 

7 光量測定画面