小惑星・月による恒星食の観測記録

在りし日の倉敷天文台

20230829(UT) (704) Interamnia による恒星食(減光)

1 予報帯

・青い+印が観測地点。

・IOTA/EA設立記念キャンペーン観測。

・対象星14.1等、Interamnia12.0等と小惑星の方が明るい。

 

2 光量グラフ

・17h34m30s~35m30s(UT) のグラフ。

・exp=490ms Gai=300/600

・青色が対象星で、赤点が予報時刻付近。

・予報減光等級0.15等。僅かにグラフに凹みが認められる。

・上記のグラフの横軸(時間)を狭めたもの。凹みが多少わかりやすいかも。





3 減光時刻の解析

・さすがに誤差が大きい。

・減光幅も予報よりかなり少ない。

 

4 復光時刻の解析

 

5 光量測定画面

・青が対象星+Interamnia、黄色が比較星。

・北東の空で、予報時刻に向けて高度が次第に増すため光量も変化した。

・そのため、対象星とInteramniaが分離できる内に試写を繰り返してEXPとGainの組み合わせを探った。

・対象星が補足でき、かつInteramniaが飽和しない範囲で設定した。

・画面の下が西。