小惑星・月による恒星食の観測記録

在りし日の倉敷天文台

20240106 (149) Medusa による恒星食(通過)

1 予報帯

・黄色の〇が観測地。(倉敷市下津井)

 

2光量グラフ

・14h24m00s~25m10s(UT)までのグラフ。

・Exp=165ms Gain=400/600

・赤点が予報時刻(24m31s)付近。黄色が比較星。

・予報時刻15s後あたりに怪しい凹みあり。

(予報時刻付近拡大)

(怪しい凹み付近拡大)

以下の理由で減光ではないと判断した。

①比較星も同様に凹んでいること。

②コマ送りでframeを確認したところ、大気の揺らぎで星が拡散していたこと。

③予報の減光(0.5等)に近ければ光量カウントは200ほど落ち込むはずだが、100程度(0.2等程度)の凹みであること。

④前後にも同程度の凹みがあること。

(薄雲補正後(全体))

・念のために補正したがやはり凹みは見られない。

 

3 光量測定画面

・画面4時方向が西。